主たる著作（永井 和）
【著書（単著）】
- 『近代日本の軍部と政治』思文閣出版、1993, 2002
- 『青年君主昭和天皇と元老西園寺』京都大学学術出版会、2003
- 『日中戦争から世界戦争へ』思文閣出版、2007
【著書（共著）】
- 古屋・金原・内田編『日本議会史録』第三巻、第一法規出版、1991
- 立命館大学編.『西園寺公望伝』第４巻、岩波書店、1996
- 倉富勇三郎日記研究会編『倉富勇三郎日記』第１巻、国書刊行会、2010
【論文】
- 「東方会の成立」『史林』61‐4、1978
- 「東方会の展開」『史林』62‐1、1979
- 「日英関係と軍部」三宅正樹外編『昭和史の軍部と政治２ 大陸侵攻と戦時体制』第2章、第一法規出版、1983
- 「一九三九年の排英運動」『年報近代日本研究』5、山川出版社、1983
- 「日中戦争と日英対立―日本の華北占領地支配と天津英仏租界―」古屋哲夫編『日中戦争史研究』第4章、吉川弘文館、1984
- 「人員統計よりみた明治期日本陸軍(1)―『陸軍省年報』『陸軍統計年報』の分析」『富山大学教養部研究紀要』18‐2、1986
- 「東アジアにおける国際関係の変容と日本の近代―＜中華帝国体制＞の解体と＜近代帝国主義体制＞の成立」『日本史研究』289、1986
- 「人員統計よりみた明治期日本陸軍(2)―『陸軍省年報』『陸軍統計年報』の分析―」『富山大学教養部研究紀要』19‐2、1987
- 「軍人首相内閣論―分類と時期区分―」『史学雑誌』96‐10、1987
- 「軍人と内閣」『富山大学教養部研究紀要』20‐2、1988
- 「江口圭一論―『十五年戦争小史』によせて―」『歴史学研究』580、1988
- 「軍人と官僚―一五年戦争期の現役将校の官界進出」『年報近代日本研究』10、1988
- 「内閣官制と帷幄上奏―初期内閣における軍事勅令制定の実態―」『富山大学教養部研究紀要』21‐2、1989
- 「日本軍の華北占領地統治計画について」『人文学報＜京大人文研＞』64、1989
- 「張作霖爆殺事件と田中義一首相の上奏―粟屋憲太郎氏の所見への疑問―」『日本歴史』510、1990
- 「昭和天皇は統帥権の運用を誤ったか―大江志乃夫著『張作霖爆殺』を評す―」『立命館史学』11、1990
- 「「輔弼」をめぐる論争―家永三郎・永井和往復書簡―」『立命館文学』521、1991
- 「戦後マルクス主義とアジア認識―「アジア的停滞性論」のアポリア―」古屋哲夫編『近代日本のアジア認識』京都大学人文科学研究所、1994（緑蔭書房より再刊、1996
）
- 「近代史の視点―日本の近代はいつから始まるのか―」『日本思想史研究会会報』12、1994
- 「久邇宮朝融王婚約破棄事件と元老西園寺」『立命館文学』542、1995
- 「西園寺公望はいかにして最後の元老となったのか」『京都大学文学部研究紀要』36、1997
 「陸軍慰安所の創設と慰安婦募集に関する一考察」『二十世紀研究』1、2000
- 「太政官文書にみる天皇万機親裁の成立」『京都大学文学部研究紀要』41、2002
- 「東アジア20世紀史の中の日本」東アジア地域研究会・片山裕＋西村成雄編『講座東アジア近現代史４ 東アジア像の新構築』青木書店、2002
- 「補論・久邇宮朝融王婚約破棄事件と元老西園寺」『日本思想史研究会会報』20、2003
- .「柳田国男、官界を去る」『立命館文学』578、2003
- 「万機親裁体制の成立―明治天皇はいつから近代の天皇となったか」『思想』557、2004
- 「朕は汝ら軍人の大元帥なるぞ」佐々木克編著『明治維新期の政治文化』思文閣出版、2005
- 「日本現代史研究と中国」紀平英作・吉本道雅編『京都と北京』角川書店、2006
- 「東アジア史の「近世」問題」夫馬進編『中国東アジア交流外交史』京都大学学術出版会、2007
- 「日比谷焼打事件と倉富勇三郎」『立命館文学』605号、2008
- 「田中義一内閣時の朝鮮総督府官制改定問題と倉富勇三郎」松田利彦・やまだあつし編『日本の朝鮮・台湾支配と植民地官僚』思文閣出版、2009
- 「波多野敬直宮内大臣辞職顛末―一九二〇年の皇族会議」『立命館文学』624、2012
【その他】
- 書評：筒井清忠『昭和期日本の構造』（有斐閣）『富山大学教養部紀要』19-1、1986
- 書評：安田 浩『天皇の政治史―睦仁・嘉仁・裕仁の時代』（青木書店）、升味準之輔『昭和天皇とその時代』（山川出版社）、東野 真『昭和天皇「二つの独白録」』（日本放送出版協会）『年報日本現代史』6、1999
- 書評：安田浩『天皇の政治史―睦仁・嘉仁・裕仁の時代』（青木書店）、『日本史研究』462、2001
- 学会報告：中國軍事史学会主催「盧溝橋事件60周年記念学術シンポジウム」（於台北）での報告（「日本軍の華北占領地統治計画について」）1997.7.8
- 学会でのコメント：比較政治史学会での寺村安道氏の報告へのコメント、2002.6.22
- 小論文：「前近代日朝中国交関係の二つのモデル」『東アジアにおける国際秩序と交流の歴史的研究』NewsLetter no.2、2004
- 報告原稿：「明治天皇はいつから近代の天皇となったのか」、ソウル大学校国際学大学院日本研究センターでの報告、2004.9.17
- 報告原稿：「日本軍の慰安所政策」、ソウル大学校ジェンダー研究所／社会史研究会共催セミナーでの報告、2004.9.18
- 報告原稿：「倉富勇三郎日記と植民地朝鮮」、韓国精神文化研究院での報告、2004.9.20
- 書評：大藪龍介『明治維新の新考察 上からのブルジョア革命をめぐって』（社会評論社、2006年）
- コラム：「ネット上で中途半端に実名をさらすと・・・」『京都大学新聞』2007年7月16日付
- 報告原稿：「盧溝橋事件７０周年によせて―日中戦争から世界戦争へ―」北京大学歴史学部・京都大学文学研究科共催シンポジウム「第２回 北京と京都──中日をつなぐ知の架橋」（於北京大学）での報告、2007.12.16。
 PDFファイルを見るには、Adobe Acrobat Reader が必要です。お持ちでない方は右のボタンを押せば、ダウンロードできます。
|
